巨大銀行の消滅―長銀「最後の頭取」10年目の証言

巨大銀行の消滅―長銀「最後の頭取」10年目の証言

巨大銀行の消滅―長銀「最後の頭取」10年目の証言

昨日、ネット通販で注文していた本書が届き、序章をまず読んでみました。「長銀無罪」への長き道のり、という表題ですが、非常に印象的な内容で、ぐっと引きこまれるものがありました。ここしばらく、電車に揺られて接見へ通う日々が続くので、電車の中ででも、これを読んでみたいと思っています。
本の帯に「世界金融危機を生き抜く教訓がここにある」とあるのが印象的で、著者も、こういった形で本を出す意義を「今」に求めていることを序章で述べていますが、検察ストーリーが最高裁で否定された今、冷静に長銀破綻の原因や経緯を考えてみることの意義は決して小さくないと思います。読後の感想は、本ブログで述べる予定です。
なお、アマゾンのデータでは「最期の」となっていますが、本には「最後の」とあります。