製造業派遣解禁「止められず申し訳ない」 広島労働局長

http://www.asahi.com/national/update/0106/OSK200901060066.html

落合局長は来賓あいさつで「制度を作ったのはだれか、といわれると、内心忸怩(じくじ)たる思いがある。(厚生労働)大臣が見直しに言及しているので、私がここで言ってもクビにならないと思う」と前置きし、「私はもともと問題がある制度だと思っている。しかし、市場原理主義が全面的に出たあの時期に、労働行政のだれか一人でも、職を辞して止めることができなかったか、ということには、私は小輩、軽輩であるが、謝りたいと思っている」と述べた。
さらに「派遣労働者は同じ職場の仲間と認識すべきだ。(雇用を)中途解除してはいけない。中途解除と期間満了とは異なる、と声を大にして指導したい」と語り、解雇された派遣労働者の住居確保などについて連合広島にも協力を求めた。

落合局長は、私の遠い親戚で、親に聞いたところ、私の曾祖父の弟の孫にあたるということでした。役人が、こういったことを公の場で公然と口にする、というのは、役人人生を平穏に全うするためには避けるべきですが、厳しい現状の中で、敢えて言っておかなければ、という気持ち故の発言でしょう。私にも似たようなところがあって、今まで、随分と損をしてきているので、そういったところは一種の血筋として落合局長と通じるものがあるのかもしれません。
それはともかく、落合局長の言っていることは、労働者を保護すべき立場からは当然のことであり、未曽有の深刻な経済情勢の中で、

失業問題:何もしないのか 労組が経団連に質問状
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090107ddm001020033000c.html

にあるように、呑気に高級ホテルで賀詞交歓会などをやっているような輩を徹底的にしめあげて、雇用を確保し国民の生活を是非守ってほしいと思います。