沖縄決戦―血に染まった珊瑚の島

今日、午前中から羽田を発って那覇に日帰り出張していましたが、帰りに、那覇空港内の書店で、沖縄関連で帰りの飛行機の中で一気に読めそうなものはないかと物色していたところ、これが手頃と思い、買いました。

沖縄決戦―血に染まった珊瑚の島

沖縄決戦―血に染まった珊瑚の島

沖縄戦をコミックで描いていて、300ページ余りの分量でしたが、帰京する飛行機の中で一気に読めました。沖縄戦前に、死を覚悟して赴任した島田知事が、「島田知事、覚悟の着任」として紹介されていて、遂に生きて戻ることはなかった島田知事に対し、忙しい中を那覇へ日帰りで行くとはいえ、JALが墜落しない限り生きて帰京でき、機内ではクラスJで客室乗務員にかしずかれて(?)コーヒーを飲みせんべいを食べ本や雑誌などを読んでいる自分は恵まれているものだと思いました。
那覇の日中の気温は23度ということで、東京よりはかなり気温が高く、汗ばむ感じがありました。寒い時期には沖縄へ行って過ごす、といった生活ができれば楽ですが、そういう安楽な日々は、当分、私にはやってきそうにありません。
帰宅する途中、きれいなクリスマスツリーを見かけ、iphoneで写真をとりましたが(今日の一枚としてアップ)、上のほうに「夢」という字が取りつけてあって、来年は、世界も日本も、そして私も、少しでも夢が見られるような、希望が持てるような1年になってほしいものだと、寒さを感じながら思いました。