最高裁長官に東京高裁の竹崎長官、異例の14人抜き

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081027-OYT1T00842.htm?from=top

最高裁判事を経ず長官に就任するのは、1960年10月に第3代長官に就任した横田喜三郎氏以来48年ぶりで、先任の14人の判事を飛び越す異例の抜てきとなる。
国民が刑事裁判に参加する裁判員制度が来年5月に始まるため、制度作りに主導的な役割を果たした竹崎氏に、約5年8か月という長期の在任期間を確保し、制度を定着させる狙いがあると見られる。

竹崎氏については、以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060618#1150629380

とコメントしたことがありますが、この人事には、自分のそういった思い出に照らしても納得させられるものがありますね。
裁判員制度実施が迫る中、最高裁としても、相当の危機感を持っている、それが異例の抜てき人事につながった、という可能性は高いでしょう。