外で飲むなら事前に届け出 秋田県警、厳し〜い通達

http://www.asahi.com/national/update/1024/TKY200810230346.html

県警が各所属長あてに10日に出した通知は「飲酒運転防止のための行動規範」。自宅以外で飲酒する場合、日時、場所、趣旨、出席者名を事前に所属長に書面で届け出るよう義務づけた。勢いで二次会に行った場合も事後報告を求めている。
また、酒を飲む人は個人で検知器を用意し、飲酒の翌日などに車を運転する際にアルコールの有無を確認しなければならないとしている。

ルール、規範というものは、厳しければ厳しすぎるほど良いものなのか、ということを考えてみる必要があるでしょうね。正しい目的があれば、厳しすぎることは、一見、良いことのように見えますが、とてもそこまで守れない、ということになったり、抜け道を考えたり、といったことも必然的に起きてきがちです。次第にルール、規範が形骸化し、皆がきちんと守れる、適正な内容のものがあるよりも、無秩序がまん延するようになってしまうという恐れも出てくるでしょう。
警察官、公務員と言えども人権というものがあり、飲酒について私生活全般にわたり監視、支配するということが許されるものなのか、ということも考えてみる必要があるという気もします。