柳楽優弥自殺未遂か親と口論薬100錠飲む

http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK200808300010.html

29日未明、東京・品川区内の自宅マンションで、一緒に暮らす家族と口論となり、その反動からか、自宅にあった風邪薬とみられる薬物を一気に飲んでしまったという。大量に服用したことに驚いた家族が119番通報した。口論の内容など詳細は明らかになっていないが、衝動的に薬物を服用し、自殺未遂の可能性がある。

カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞して一躍時の人になった柳楽だったが、今年に入ってからは、あまり仕事をこなしていなかった。

非常に若くして頂点を極めた人、というものは、その後の生き方が難しくなる、という面は確かにあると思います。人々の賞賛というものは、賞賛された人を堕落させることにもつながる、一種の麻薬のような性質を持ちます。賞賛される、スポットライトを浴びるというものは、甘美なものであり、一度知ってしまうと忘れることはなかなかできにくいものでしょう。しかし、人間の能力、進歩というものには、自ずと限界があり、賞賛、スポットライトといったものを、長く維持してゆくことは困難で、その味を若く知ってしまえばしまうほど、その後の人生は長く、また厳しいものになるような気がします。
自分というものを徹底的に見つめ直し、今後の人生における目標といったことを明確に構築して、新たに生まれ変わったくらいの気持ちでやり直すべきなのかもしれません。>柳楽優弥