大分県教委の教員採用汚職:親のエゴ、子は苦悩 元参事の長女、退職

http://mainichi.jp/select/jiken/oitacorruption/news/20080724ddp041040005000c.html

長女は昨年4月から佐伯市内の小学校に勤務、今春から低学年のクラスの担任。校長によると、事件発覚直後から、「ニュースを聞いたとき、もう仕事をやめないといけないのかなと思った」と悩み続けていたという。校長は「普段落ち着いている彼女が、涙をぬぐいながら退職を願い出た」と沈痛な表情で語った。

やむを得ないこととはいえ、この長女自身は、希望に燃えて教職に就き真面目に頑張っていたと思われ、その心情を思うと、やはり同情は禁じ得ません。こういう事態を二度と生まないため、何をすべきか、ということを、大分の教育関係者は真剣に考えるべきでしょう。