「ネット世界で無視した人を見返すため」容疑者が供述

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000016-yom-soci

容疑者は「誰かにかまってほしくて書き込んだが、無視されたので現実世界で大きな事件を起こせば注目を集められると思った」とも供述しているという。

秋葉原通り魔殺人事件の容疑者ですが、このような心理状態を「異常」と片付けるのは簡単ではあるものの、ネットにはまりすぎることの危険性、ということを示しているような気がします。私自身、ネットを見ている時間が結構長いほうではありますが、リアルな場でのコミュニケーションの機会もそれなりにあって、バランスは取れているほうではないかと思っています。しかし、そういったバランスが崩れ、ネットに過度に依存し、ということになれば、知らず知らず、危険な領域に踏み込んでまう、ということも起き得るでしょう。
この種の問題は、今後、増えることはあっても減ることはないはずで、ネットユーザーのメンタルヘルス、ということは、今後、ますます重要性が増して行くように思います。