Flickrの創立者夫妻、米ヤフーを退社へ

http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20080618nt0f.htm

同社では、両氏のほかにも著名な人物の退社が相次いで発表されている。

ヤフーのような企業で、買収により入社したり、幹部の地位にあったりすれば、買収に伴う株式付与やストックオプションで、かなりの富を築いている場合が多く、自然と、退社して悠々自適の生活に入る、ということになりがちです。
私が、転職して日本のヤフーに入ったのは、2000年9月でしたが、その頃は、まだ社内にも、株式公開に伴いかなりの富を築いた(と思われる)人が残っていて、そういった人たちは、一人抜け、二人抜け、という感じで、次第に消えて行きました。今頃、毎日あくせく働いている私とは異なり、悠々自適の生活を送っていると思いますが、そういった人たちについて、あ、この人はそういう人だな、とわかったのは、その「目」によることが多かったような気がします。働くことが馬鹿らしくなった目、働くことを馬鹿にする目、というのでしょうか。私自身が、検事として、人の目を見て仕事をすることが多かったせいかもしれませんが、目が語っているな、と思ったことが思い出されます。私自身は、ああいった目の持ち主にはなりたくないな、と、負け惜しみではなく思いますね。