ネットの犯行予告は110番通報を - 警察庁、秋葉原殺傷事件でISPに要請

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/06/10/047/

秋葉原殺傷事件の容疑者は、犯行の2〜3日前に犯行予告をネット掲示板に書き込んでおり、捜査本部に対しても同様の供述をしている。
警察庁は今回の要請文で、「この他にも、ネット上には殺人予告や爆破予告などの犯行予告が掲載されている」と指摘。「これらの事件の未然防止には、警察による把握が必要不可欠」と早急な対策の必要性を述べている。
その上で、「殺人、爆破、傷害などのネット上の犯行予告を把握した場合は、110番通報してほしい」と要請している。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070706#1183719965

でコメントしたように、長崎市長射殺事件の前に、犯人に不穏な動きがありそのことについて通報があったにもかかわらず、警察は放置し、事件は阻止されることがありませんでした。
実際に事件が起きれば、通報してもらえば防げた、何かあったら見たら通報してほしい、などと警察はきれい事を言いますが、そういった通報を受け止め生かせる組織になっているかどうか、ということも、きちんと検証しておくべきでしょう。
インターネット上で流れる「犯行予告」や類似の情報はかなり多く、それらについて、実際に次々と通報があった場合に、長崎市長に関する貴重な情報すら放置してしまったような警察が、どのような基準に基づき、どの程度対応するつもりでいるのか、是非聞いてみたいものです。