早大が西にも展開 大阪、佐賀にも系属校設置へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080606-00000956-san-soci

系属校とは、学校法人は異なるが教育理念を共有し、推薦入学枠を多くするなどの関係を結んだ学校。早稲田実業学校(東京都国分寺市)が代表で、原則的に卒業生全員が早大に入学できる付属校とは異なる。 

私は、自分自身が、地方の、全国的に見るとそれほどレベルが高くない高校出身で、第一志望の大学には落ちて早稲田大学に入り、頭もそれほど良くないので、雑巾を絞りに絞るように、自分に徹底的に鞭打って司法試験に合格した、という意識があるので(幼稚と言えば幼稚な意識ですが)、裕福なパパやハイソなママに庇護されエスカレーター式に付属校から上がってきて早稲田大学に入る、推薦枠を狙って入った系属校から早稲田大学に進む、といった進路には、違和感があり、反発に似た感情を持つ面があります。
先日、在学当時に所属していた法律系サークルの集まりが早稲田大学内であり、久しぶりに大学に行ったところ、新しい校舎が続々と建ち並んでいて驚きましたが、器が良くなっても、肝心の学生の人間力が低下してしまえば、小賢しく小ずるい小市民を次々と大量生産するだけに堕してしまい、建学の精神を生かすことにはなり得ないでしょう。