国税職員8人を減給処分、3年半で格安ゴルフ43万円便宜

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080530-OYT1T00706.htm

大阪国税局職員が、OB税理士の紹介でゴルフ場からプレー代を一般客の半額以下の格安料金にしてもらっていた問題で、同国税局は30日、国家公務員倫理法違反にあたるとして、和歌山税務署の特別調査官(55)(署長級)ら8人を減給の懲戒処分にした。

OB税理士は約18年前に起きたニセ税理士事件で懲戒処分を受けた元幹部職員。

詳しいことは覚えていませんが、昔々、ある検察庁にいた際、ある事件を捜査していると、この種のOB税理士が、顧問先(検察庁の捜査の中で出てくるようなところ)から、おそらく頼まれて税務署幹部を接待し、その際、社会的儀礼では説明が困難なような「お土産」を渡し、その代金をそっくりそのまま顧問先に請求している証拠が出てきたことがありました。
役所のOBだからということで、脇が甘くなる人がいるのかもしれませんが、辞めた人間は、所詮、外部の人間ですから、うかつに心を許すべきではなく、毅然と断るべきところは断らないと、この記事にあるような醜態をさらすことになります。
上記の「お土産」の件が、その後、どうなったかは、ここで言うのは差し控えておきます。