http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080522/stt0805221837001-n1.htm
議連会長の加藤紘一元自民党幹事長は「あと2、3回、(総会を)続け、今国会中に大きな方針を決めたい」と述べ、議員立法として次期臨時国会への提出を目指している終身刑新設のための刑法改正案について、今国会中に骨子をまとめる考えを示した。
終身刑(仮釈放のないもの)は、出所の可能性がなく受刑者を自暴自棄に陥らせ絶望させるものである、という議論が古くからあります。また、処遇の選択の余地を広げるという点では好ましいものの、終身刑導入は、実質的な死刑廃止へつながる可能性があり、死刑制度を維持しようという勢力としては、相当警戒することは間違いないでしょう。
なかなか難しい問題であり、今後、方針をまとめる上でも紆余曲折が予想されます。