区役所上にマンション 豊島区 小学校跡地で高層化案

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008051402011113.html

区は、庁舎建設用に積み立てた基金約百九十二億円を、財政難のため二〇〇二年度までに全額流用。建設資金が枯渇したため、既存の資産を活用した方法を模索していた。
不動産業界関係者などによると、現地は池袋駅から徒歩約八分と、やや離れているため、オフィスよりもマンションが適しているが、マンションだと区分所有者が多くなり、セキュリティーや、建て替え時の合意形成などが課題となる。

お金はないが土地はある、といった場合に、この手法は使えるでしょうね。既存の固定観念にとらわれず、柔軟な発想を取り入れ、できるだけ余計な負担を発生させずに望ましい結果を生むよう、こういった工夫は今後とも必要でしょう。
お金の問題だけでなく、例えば、麻布警察署(老朽化して手狭で、建替えは急務と思われます)の上に中国大使館を入居させ、警備の手間を大幅に省くなど、「あり得ない」ようなものを合体させて思わぬ効果を生む、ということは、他にもいろいろあると思います。