ハリケーン被害 ミャンマー軍政の対応に非難集中

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080509-00000961-san-int

同国軍幹部は9日、「救援物資は受け付けるがその後の搬送は軍組織が行う方針で、国外の救援チームに協力は求めない」と産経新聞に対して述べた。8日には国営紙「ミャンマーの新しい灯」も同様の方針を掲げており、救援チームの入国は極めて困難な状況だ。

外国から多くの人々が入ってくることにより、圧政下にある国内情勢の惨状がより明らかになったり、圧制に不満を持つ人々が国外の支援者等と連携したりすることを警戒しているのでしょう。そのようなことを考えている余裕などないはずですが、軍政にとって、自国民の救済よりも自分たちの権力維持のほうが優先していることは間違いと思われます。
このままでは、飢餓や伝染病のまん延などで、さらなる深刻な被害が広がる恐れがあり、ミャンマー国民を破滅の淵から救い出すため、国際的な協力の下、ミャンマーに対し断固とした「人道的介入」を行い、軍政のせん滅、打倒を含め、重大な決断をすべき時にきているように思います。
当面、誰がやるかは速やかに決定するとして、被災地域の広範囲において航空機から救援物資を大量投下する程度のことは、軍政を無視してでもやるべきでしょう。