山本五十六元帥ゆかりの駐屯地本部庁舎 近く取り壊し

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080505-00000928-san-soci

山本五十六元帥ゆかりの茨城県にある陸上自衛隊土浦駐屯地本部庁舎が近く、取り壊される見通しとなった。
本部庁舎は、石張りの床、高い天井など旧海軍が戦艦をイメージして建築した重厚な建物だが、戦後60年以上がすぎ、老朽化が進んでいる。山本五十六は大正13年に霞ケ浦海軍航空隊副長として着任。当時、旧海軍では大艦巨砲主義が主流で航空機は補助的兵器にすぎなかったが、彼は航空機を兵器として高く評価、搭乗員養成と航空機産業充実発展に努力し、海上戦闘の在り方を大きく転換させた。

山本五十六の足跡をたどると、上記の経歴、活動は必ず出てくるところで、それだけに、ゆかりのある施設は保存してほしいところですが、費用や管理をどうするか、という問題もあって、なかなか難しいところではあります。
これだけデジタル技術が発達していますから、「物体」としての保存はごく一部にとどめ、外観や内部を徹底的に撮影、保存しておいて、バーチャルな状態で施設を外部から、内部から見学できるような保存方法ということを考えてみるのも良いのではないか、という気がします。