光母子殺害、死者は「1・5人」とブログで青学大准教授

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080426-OYT1T00631.htm

准教授は昨年9月21日付のブログで「少年に対する死刑には原則反対だ」としたうえで、少年に対する死刑について「最低でも永山基準くらいをラインにしてほしい。永山事件の死者は4人。この事件は1・5人だ」と発言。
この理由を「赤ん坊はちょっとしたことですぐ死んでしまうので、傷害致死の可能性は捨てきれない」と記していた。

そもそも、永山事件に関する判例は、「殺人被害者が4名でないと死刑にはできない」というものではなく、この先生は、判例の読み方を間違っているのではないかと思います。また、殺人と傷害致死が、どこで区別されるか、ということについても、根本的な誤解があるようです。
有名大学の准教授でさえこの有様ですから、裁判員制度が実施された場合の惨状は容易に予想できます。