ひと:桜井美香さん 愛知県警初の女性捜査2課長

http://mainichi.jp/select/opinion/hito/news/20080316k0000m070113000c.html

13年前、警察官になって最初の地方勤務も愛知県警だった。身軽だった当時と違い、今は子供と一緒。出勤前、自転車の前かごに乗せて保育園に送り、夕方迎えに行く。同じく母親になった県警女子寮時代の仲間とは「お互いよくやってるよね」と盛り上がるが、「周りに助けてもらってばかり。課長と母親を両立できているとは、まだ胸を張って言えません」。

捜査2課長といえば、深夜までの勤務は当たり前で、激務がつきものですから、1歳のお子さんの面倒を見ながら務まるのか、他人事ながら心配になりますが、そこはうまくやってほしいものだと思います。
鹿児島の志布志事件のような見るも無残な失敗を犯さないためには、個々の捜査員が適正妥当な捜査を心がけるだけでなく、上に立つ者が事件をよく見て、的確な捜査指揮を行う必要があります。時には、もったいないと思いつつ、事件を「捨てる」決断も必要です。無罪事件が相次ぎ、警察捜査に全国各地で疑問が呈されている状況の中で、的確な捜査指揮を行い、良い結果を出してほしいと思います。>女性捜査2課長