洞爺湖サミットへ猛訓練 警視庁、機動隊OBも大量投入

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080302-00000925-san-pol

人員補強のため、各警察署からの方面機動隊も招集。各署の若手地域課員などは、「警備訓練アドバイザー」に任命された機動隊OB293人(1月15日現在)の指導の下、各署で大盾の使い方など基本動作から訓練している。
アドバイザーは、安保闘争成田闘争を経験した平均年齢55歳のベテランで、若手からは「当時の話を聞くと身が引き締まる」との声が聞かれ、得るものも多いようだ。

以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20071027#1193466431

でも少し触れた東峰十字路事件とか、著名な新宿騒乱事件など、かつては、街頭で、野外で、群集と機動隊が激突する事件が続発し、警察側にもかなりのノウハウ、経験が蓄積されていたはずですが、そういった事件が過去のものとなってしまった今、当時の体験談を聞き、「その時」に備えることは有益、という印象を強く受けます。
ただ、今後、5年、10年と経つ中で、熾烈な安保闘争成田闘争を経験した警察官も次々と退職するはずであり、退職前に、知識や経験を形として残しておく、ということもやっておくべきでしょう。