あの赤坂議員宿舎、引っ越せば100万円?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000962-san-pol

衆院によると、赤坂宿舎への転居費を国庫で負担した総額は3000万円に上る。1議員あたり平均約30万円の計算だが、このうち、2議員は94〜97万円もかけて転居し、2トントラック10台で荷物を運ぶなどしたケースもあった。
こうした場合でも、領収書と引き換えに国庫から全額負担しており、赤坂宿舎への転居をめぐる不公平感は増すばかりだ。

「2トントラック10台で荷物を運ぶなどしたケースもあった。」ということですが、20トンくらいの荷物があったということでしょうか。新築の宿舎とはいえ、床が抜けたりしないかどうか心配になります。
通常の国家公務員の場合、引越手当は定額でしかもらえず、多くの場合、引越すると足が出て赤字になってしまいます。正に「引越貧乏」であり、検事の場合、2、3年ごとに転勤し引越していると、次第に荷物も増え、負担も赤字も増えて、どんどん疲弊して行く、ということになりがちです。こういった実態は、法科大学院生や司法修習生が聞いても、法務省検察庁の関係者は、なかなか言いたがりませんから要注意です。それを考えても、国会議員は恵まれていて、おもしろおかしく暮らしたいなら、やはり国会議員になるのが一番、ということかもしれません。なんとかタイゾーとかいう若者が、国会議員になれて舞い上がり、はしゃいでいた姿が思い出されます。