田中森一被告「最高裁に従う」、検察幹部ら冷ややか

http://www.asahi.com/national/update/0214/OSK200802130095.html

弁護士として裏社会とつながり、商社の手形交付をめぐり詐欺罪に問われていた元特捜部検事の田中森一被告(64)が、「地下経済フィクサー」と呼ばれた許永中被告(60)ともども刑務所に収監される見通しとなった。

特捜部経験のある検察幹部は「彼は、やりすぎた。それでみんな離れていった」という。一方、本人を直接知る幹部は「道は踏み外したかもしれないが、人間的には魅力があった」と語った。

田中氏やその著書については、以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070702#1183309010
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20071211#1197308391

とコメントしたことがありますが、実刑確定、収監と聞くと、残念、惜しい、という気がします。
バブル崩壊後、裏社会やそのような世界に属する人々との関係を徐々に整理し、そういった社会、世界と一定の距離を置くようにしていれば、元々、実力のある人だけに、少なくともこのようなことにはならなかったのではないか、と思います。