ケニア(ケニア難民・国内避難民)/高嶋由美子 緊急報告

http://www.japanforunhcr.org/act/a_africa_kenya_02.html

ウガンダのUNHCRリラ事務所の高嶋由美子所長は、現在、ケニアの国境沿いにあるウガンダの町・トロロ(Tororo)にて、緊急対応チームのリーダーとして支援活動に奔走しています。

ケニア難民は食糧と水といった最低限の基本的な支援を受けて、テントでの避難生活を送っています。我々トロロの緊急対応チームは、パートナー機関とともに24時間体制で働いてベストを尽くしていますが、トイレなどの衛生設備と薬や医療品は不足しています。業務は大変厳しいもので、職員の数が足りていません。朝6時半から夜7時まで国境地帯で働き、その後はミーティングやレポートの作成に追われる毎日です。1月23日にトロロに小さな一時避難センターを設立し、支援物資を運んでいますが、まだまだ足りないものが多く、全てのものが整うように、日々奔走しています。
ケニア難民の中でのモラルは未だに高く保たれています。ケニアの情勢が改善され、ケニアから逃れてきた人々が短期間で帰れるよう願わずにはいわれません。いつの日か難民がいなくなる世界となりますように。

UNHCR関係者が、難民支援のため、必死に努力する様子が目に浮かぶようで、こういった努力をする人々を孤立無援状態にしてはいけない、と思います。
今の日本は、様々な問題を抱えつつも平和ですが、この平和が、世界的に見ると、当たり前ことではなく、日本に住み平和の中で生活している我々は恵まれている、ということを、改めて感じます。
上記のサイトの中の説明にあるように、様々な方法による寄付も可能ですから、可能な方は検討してみてください。