数十兆円に損失拡大も サブプライムでFRB議長

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008011801000088.html

バーナンキ米連邦準備制度理事会FRB)議長は17日、議会下院予算委員会での質疑応答で、サブプライム住宅ローン関連の金融機関の損失が今後、数千億ドル(数十兆円)規模に拡大する可能性があるとの認識を示した。

米国の住宅バブルは、いずれ破綻するだろうと、素人の私も思っていましたが、遂に来るべきものが来た、という印象しかないですね。
これにくらべれば、規模はずっと小さなものでしかありませんが、かつての日本における住専問題が思い出されます。将来に対する甘い見通しの下に、過剰に貸し込み返済不能、回収困難に追い込まれ破綻、という点では、サブプライム問題も住専問題も、問題の在り方としては変わらないでしょう。
住専問題は日本国内に限定されたものでしたが、サブプライム問題は日本を含む世界中を巻き込んだ深刻な問題へと発展してしていて、今後、世界経済へ深刻な影響を及ぼすことは確実であり、個々人が、いかにして生き残りを図って行くかを真剣に考えるべき状況に置かれている、という印象を強烈に受けます。

日経平均、下げ幅350円超える1万3400円台
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080118-00000202-yom-bus_all