http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008010401000533.html
黒人初の大統領を目指すオバマ氏にとり、激戦のアイオワ州での勝利は「勝てる候補」であることを示したという意味で大きい。ただ、選挙情勢分析サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、全米での主要世論調査の平均支持率は24%。クリントン氏の45%に大きく水をあけられており、初戦勝利は本命候補にストップをかける最低条件だった。
伝統的に、先頭を切って行われるアイオワ、ニューハンプシャーの予備選は、その後の大統領候補指名や当選者を占う上で、非常に重要であると位置づけられてきたことは、現在、読んでいる途中の
- 作者: 土田宏
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でも指摘されていました。ケネディも、両州の予備選で勝利を収め、指名へ向けて大きく前進しています。
上記の「ケネディ」を読んでいると、ニューフロンティアを提唱したケネディと、変革を訴えるオバマが、両者の若さという共通性もあり、重なって見えるような気がします。おそらく、オバマも、有権者がケネディのイメージを自分に重ねて見てくれることを期待しているのではないか、と推測されます。
現状では、ヒラリー優位は動かない、というのが大方の見方と思われますが、政治、選挙は水物であり、どこで一気に流れが大きく変わるかもわからず、特に、ニューハンプシャー予備選は、一種の天王山の戦い、という様相を呈するように思います。