ケニアで暴徒化 大統領選開票遅れで道路封鎖・投石

http://www.asahi.com/international/update/1229/TKY200712290196.html

27日に投票されたケニア大統領選は、開票の遅れにいら立つ市民が29日朝から、ナイロビや同国西部で暴徒化し、道路を封鎖したり、車に投石したりする事態になっている。29日正午の選管発表によると、最大野党を率いるオディンガ氏(62)が、再選を目指す現職キバキ氏(76)をリードしている。
暴動が起きているのは、主にオディンガ氏の地盤。ケニア最大のスラム、ナイロビのキベラ地区では、同氏の出身であるルオ族と、キバキ氏の出身のキクユ族の住民の間で衝突が起き、けが人が多数出ている。

以前、ケニアに行った際、ナイロビ市内も車内から視察しましたが、上記の記事にあるようなスラム街もあって、旅行者が安易に入って行けるような場所ではないと感じました。ナイロビは、「世界三大犯罪都市」とされているようで、同行してくれたガイドの話では、最悪の時期よりは、かなり治安が改善されているとのことでしたが、依然として犯罪は多いようであり、上記のような不穏な情勢もあって、当面、行く機会のある人は注意したほうが良いでしょう。
ケニア自体は、自然に恵まれた良いところであり、行く価値のある国であると思います。