2007レクイエム〜さよならあの人

http://mainichi.jp/select/wadai/graph/2007Requiem/

ここに出ているのは、皆、著名な人ですが、写真を見ていると、いろいろと思い出されることがありますね。でも、この人も、あの人も、亡くなって、もうこの世にはいないんだな、と思うと、寂しさが募ります。
パキスタンのブット元首相も、遂にテロによりその生命を絶たれるに至りましたが、

http://mainichi.jp/select/world/graph/20071227/index.html

繰り返しテロの標的になっても、パキスタン民主化を目指し、危険を省みず民衆の前に出て活動した結果の死であり、その勇気は賞賛されるべきではないか、と思います。かつて、暗殺の危険がありながらも、敢えて母国へ帰還する道を選択し、暗殺されてしまったものの大きな政変の切っ掛けを作ったフィリピンの指導者ベニグノ・アキノ氏のことが思い出されました。

追記:

暗殺2日前、ブット元首相「私の人生は神の手に」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071229-00000002-yom-int

ハサン氏は、25日にブット氏と電話で約15分間話した際、「テロの危険が迫っているという複数の情報を得た」と伝え、警戒を怠らないよう進言した。ブット氏はこれに対し、「お言葉はありがたいが、心配しなくても大丈夫。私の人生は神の手にある」と自身の運命を神に委ね、選挙活動を変更する考えがないことを強調したという。

人の生命は限りがあり、それを奪うことはできても、夢や希望は人から人へと受け継がれて行くものであり、それを奪い去ることはできない、ということを、テロリストは認識すべきでしょう。