イスラエル訪問の韓国外相に「ポンコツ車」

http://www.chosunonline.com/article/20071204000034

宋長官が乗ったボルボ社の乗用車には、ドアに引っかき傷があったほか、「VOLVO」というロゴの「V」の字が取れているなど、外交団を乗せる車としてはひどい状態だったという。その上、移動中に前輪がパンクし、宋長官は後続の警備車両で移動させられた。
さらに、イスラエル外務省庁舎の入り口に掲げられた韓国国旗の太極旗のデザインが誤っていた。太極旗には太極模様の周囲に卦(け)が配されたデザインとなっているが、本来「乾(けん)」の位置に「坤(こん)」が、「坎(かん)」の位置に「離」の卦が描かれたでたらめなものだった。イスラエル外務省が独自に作成したものだったという。

車両はともかく、国旗の件はかなりの失態と言えるでしょう。
以前、

完本 危機管理のノウハウ

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を読んでいた際、佐々氏が香港在勤中のことであったと記憶していますが、英国の国旗ユニオンジャックを上下逆に掲揚してしまい、英国の外交官に嫌味を言われた、というエピソードを読んだことがあります。私自身、ユニオンジャックも、日本国旗のように、上下を気にする必要はないものと思っていましたが、そうではないことがわかり、知らないというのは、時と場合によっては恐ろしいことだと感じた記憶があります。
この種の外交儀礼は、おそらく、相当神経を使い、失態のないように細心の注意をすべきものであろうという印象を、この記事を読んで改めて受けました。