http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/07/news016.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/07/news016_2.html
発信元はたどれても、そこに現れるのが犯罪とは無縁に思える人物や子供だったりして、捜査の筋立てを作るのを難しくしている。
私が経験した事例でも、複雑、悪質なインターネット利用犯罪を犯した者を、警察がログをたどって特定したところ、中学生だった、ということがありました。犯罪の内容は、中学生がやったようには見えませんでしたが、意外なものだ、と思った記憶があります。
私が今まで接したことがある、インターネット犯罪捜査に精通した捜査員は、従来の「太陽にほえろ」（古い？）型の熱血警察官、といった人々とは肌合いが異なっていて、「刑事コロンボ」（これも古い？）型の、身体を動かすのはあまり得意ではないが頭を使い推理力を働かせてバーチャルの世界で犯人を追い詰めて行くのは得意で大好きな人達、という印象があります。
今後は、こういった人々を意識して育成して行くことが、特に警察においては必要不可欠でしょう。
