女性殺人事件が時効

http://www.stv.ne.jp/news/item/20071026081653/

事件は1992年10月に起きました。 札幌・中央区のマンションで土産物店のアルバイトをしていた会沢由季子さん(当時19歳)が腹や胸などを刺されて死亡しているのが見つかりました。警察はこれまで交友関係などを中心に捜査を進めてきましたが、事件解決には至らず、きょう午前0時に時効を迎えました。

北海道内の時効事件が目立つような気がして、本ブログのカテゴリ「時効警察」で検索したところ、今年に入って、既に4件、北海道内の殺人事件で時効が成立していて、上記の件で5件目になります。そのうち、札幌だけで3件あって、1992年は、札幌で殺人事件を犯すと、時効で逃げ切りやすかった年、と言えるかもしれません。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070518#1179414687
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070624#1182659024
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070812#1186889150
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070626#1182826151

北海道内で殺されると、犯人がつかまらず時効が成立し、警察は「残念でした」で終わりにし、被害者は殺され損で、被害者本人だけでなく遺族も浮かばれない、という、恐ろしい状態になっているような気がします。単なる杞憂であることを祈らずにはいられません。