目撃の男性「あれはリンチ」 力士死亡事件で証言

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007102702059584.html

土俵では三人の力士が若い力士一人を囲み、投げ倒してけり、引き起こして殴るなどしていた。若い力士は砂だらけで「うわー」と悲鳴を上げていた。
時津風親方(57)=元小結双津竜、本名山本順一=は客席の最前列に座り、黙って見ていた。二−三分後、土俵の外にいた力士が「帰れ」と手ぶりしたため男性はけいこ場を離れて歩きだした。
すると別の力士が走り寄り「もうけいこは終わりましたから」と強い語気で言った。さらに、けいこ場から約五十メートルの名鉄モノレール成田山駅ホームから見下ろしている人に対しても「見てはいかん」と怒鳴った。

かなりリアルで迫真性のある目撃供述ですね。当然、警察もこの供述を把握しているはずであり、立証上、有力な証拠になることは確実でしょう。
それにしても、上記の加害「力士」らは、まげ、まわしをつけ力士の皮をかぶった野獣、と言っても過言ではなく、この事実関係であれば、そばで制止もせず黙って見ていた親分、ではなく親方も、共謀共同正犯としての責任が認定される可能性が高いと思います。