映画「大統領暗殺」

http://www.20071019.jp/

目が回るほど忙しいのですが、この映画には興味があり、合間をぬって観てきました。
ドキュメンタリータッチで描かれていて、暗殺シーンもかなり迫真性があり、緊迫感もあって、この種の映画としては佳作の部類に属すると思いました。
映画の主題は、暗殺そのものよりも、むしろ「暗殺後」に起きる出来事にありますが(ネタバレになるので言いませんが)、過去の大統領暗殺事件でも「疑惑」として根強くささやかれていることや、現在のアメリカを取り巻く国際情勢が巧みに取り入れられていて、現実と虚構を、うまく錯綜させていると感じました。
現職の大統領が暗殺された!という映画を、フィクションと言いつつ作ってしまうアメリカは、やはり、おもしろく、また表現の自由が大きく保障された国と言えるように思いました。