中国、米検索エンジンをハイジャックか

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2299982/2259959

中国ではグーグル(Google)やヤフー(Yahoo)、MSNなどの米系検索サイトが不正操作され、ユーザーのアクセス先が中国ネット検索大手、百度(Baidu)へと自動的転送されている可能性があると専門家らが17日、指摘した。
インターネット検索サービス関連サイト「Search Engine Roundtable」が17日に掲載した専門家らの分析によると、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世への勲章授与に対する報復の可能性もあるという。

真相はよくわかりませんが、荒唐無稽な話、と一笑に付せないところに、中国におけるこの種の問題の深刻さがあるように思います。
自由で民主的な社会を支えるものが情報の自由な流通であり、そうではない社会を無理に維持しようとすれば、維持しようとする勢力は、情報流通を徹底的に阻害しようとするものである(耳障りの良い美辞麗句の下に)、という普遍的な真理を、すべての物事の揺ぎない基本として、十分認識しておく必要があると思います。