改札トラブル プログラム不良、13日中に復旧

http://www.asahi.com/national/update/1013/TKY200710120344.html

日本信号製の自動改札機には、送られてくるネガデータの量が特定の量だった場合、プログラムが異常に反応して機能停止を引き起こす不具合があった。問題となる特定量を上回っても下回っても、トラブルは起きないという。
これまで、ネガデータ量がこの特定の量だったことがなかったため、トラブルが起こらず、プログラムの不具合に気づかなかったという。プログラムは日本信号が開発。JR東日本などのスイカと、私鉄や地下鉄の各社が発行するパスモの相互利用が始まった、今年3月18日から使っていた。

先週、首都圏で発生した自動改札トラブルですが、この種のバグは、こういったシステムにはつきものと言えばつきものであるものの、極めて多数の人々が、次々と利用するシステムであるだけに、トラブルが発生した際の影響が甚大なものになってしまいます。
私も、オートチャージ機能があるパスモを利用し、パスネットを購入する必要もなくなって、便利、快適な状態ですが、こういった便利さ、快適さが、極めて脆弱な基盤の上に成り立っている、という恐ろしさは、今回の事故で改めて認識しました。