http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/86569/
この記事、奥村弁護士のブログ経由で知りましたが、なかなかおもしろいですね。
いずれにしろ、検事も弁護士もやることは一緒なの。まずは事実、真実というのがある。この山の頂上に、被疑者の悪口ばっかり言いながら登るのが検事。裏側から被疑者をかばいながら登っていくのが弁護士だわね。
私は、田中氏のような「伝説の」といった形容詞がつくような弁護士ではない、しがない弁護士なので、ここまで言い切ることには躊躇を感じますが、感覚的には、確かにそういう面があるのではないか、と思います。
絶対的な真実、真相というものは、神様、仏様しかわからないもので、捜査、訴訟というものを通じて解明、形成される真実、真相というものは、多分に相対的なものですから、立場が変われば、目指す真実、真相というものも変わってきます。
この辺の感覚は、一般の方々にはなかなかわかりにくいところでしょう。実は、私自身も、いまだによくわからない面があります。そこが、田中氏のような「伝説」と、私のような「しがない」者の違いでもあるでしょう。