青函連絡船 海を渡った多くの思い

http://www.sankei.co.jp/seikatsu/trend/070923/trd070923000.htm

あの日、最終航行を務めた八甲田丸はいまも青森港につながれている。貨車を船に載せる可動橋もそのままだ。だが風雪にさらされ続けた船体にはさびが目立ち、うら寂しさが漂う。

こういった青函連絡船に関する記事に接すると、一度も乗ることがなかったことが後悔されます。廃止された昭和63年3月は、既に司法試験に合格して司法修習中で、その気になれば廃止までに駆け込みで乗れたはずですが、残念です。
最近、買ったままになっていた

気まぐれコンセプト クロニクル

気まぐれコンセプト クロニクル

を少しずつ読んでいますが、1984年(昭和59年)以降、昨年までの流行、話題等を、4コマ漫画「気まぐれコンセプト」を通じて振り返ることができ、懐かしくもおもしろく読み進めています。私が大学に入ったのが昭和58年ですが、追憶の中で、その後の約23年の間のいろいろな思い出が浮かんでは消えて行きます。
気まぐれコンセプト」から、映画の

「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070303#1172851517

が生まれてきたようですが、最近、バブル期にはまだ物心がついておらず「バブル」が実感としてよくわからない、という人が増えてきて、そういう人には、この映画を観てみるよう勧めることにしています。当時の奇妙な高揚感、馬鹿馬鹿しいまでのはしゃぎ振り、歴史の中で繰り返されてきた繁栄の先にある確実な衰亡を洞察できない人間の愚かしさ、哀しさ、といったことを垣間見ることができます。

追記:

コメント欄で紹介があった

http://homepage3.nifty.com/sinkun/seikan/seikan01.htm

の時刻表は、今となっては貴重なものですね。
今も残る青函フェリーに乗れば、当時の青函連絡船の雰囲気が味わえるかもしれません。