http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070813-00000027-mai-soci
海軍の最高責任者としては全体に淡々とした内容で、その人物像を知る貴重な史料だ。
戦時中のことについて書かれたものを読んでいると、嶋田元海相について、良く書かれたものは皆無、と言っても過言ではないでしょう。上記の日記の一部が新聞記事中に掲載されていたので読んでみましたが、日本における典型的な優等生型の官僚、という印象を改めて強く受けました。
確か、
- 作者: 阿川弘之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1992/07/29
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であったと思いますが、戦後、海上自衛隊の遠洋航海か何かの際に、嶋田元海相が、求められるまま乾杯の音頭を取ったことを聞いた井上氏(最後の海軍大将)が、自分の立場もわきまえずに、と激怒した、というエピソードを思い出しました。