「シロダフ」=素人ダフ屋、ネット競売で荒稼ぎ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/28/news052.html

この問題について、わかりやすく紹介されていて、参考になる記事です。

一方で、従来のダフ屋はシロダフに押されてか元気がない。
警視庁によると、都内のダフ屋の大半を取り仕切る暴力団姉ケ崎一家は、平成10年ごろには500〜600人のダフ屋を従えていたが、平成13年に都条例が改正され、罰金上限額が引き上げられたのを機に減少。13年には174人のダフ屋が摘発されたが、現在は100人を下回る。
追い打ちをかけたのがプロ野球人気の低迷だ。巨人戦でも都内の球場は満員にならず、3月末の開幕以来、ダフ屋は球場周辺に姿を現していないという。プロ野球チケットに絡む都内の摘発は今季はまだゼロ。捜査幹部は「プロ野球チケットが暴力団の資金源として割にあわなくなってきた」と指摘する。

昔は、東京でダフ屋と言えば姉ケ崎一家、でした。また、野球、特に巨人戦のチケットは、ダフ屋のドル箱と言っても過言ではない状態でした。今や、インターネットに押され、巨人も昔の人気はなく、という状態で、この業界の「業界地図」も様変わりしてしまった、ということでしょう。
インターネット・オークションにおいて、チケットは、以前からいろいろと問題が多い分野です。何がどのように問題になっているかは、本ブログでも、今後、触れることがあるかもしれません。