鹿児島県警、統一選の違反摘発ゼロ 「12人無罪の影響」指摘も

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20070523/20070523_006.shtml

「確度の高い情報もあったが、無罪確定の直後だけに慎重になった」と打ち明けたり、「『選挙違反が疑われたら警察にひどい仕打ちを受ける』と有権者が怖がったから(違反をしなかった)」と皮肉な見方をしたりする捜査員もいた。

この種の違反がないはずはないので、無罪事件の影響で警察自身が身動きが取れなかった、という可能性が高いでしょうね。
知能犯事件というものは、情報が命であり、あの警察、あの検察庁は事件をやってくれる、ということになれば、情報がどんどん集まり、事件もやれる一方、情報を生かせない、動かない捜査機関には、良い情報も集まらず、事件もできない、ということになりがちです。
無罪判決後の情報垂れ流しも含め、鹿児島県警に対する世間の評価は全国最低ランクにまで落ちているはずで、よほど奮起して頑張らないと、10年、20年単位で底に沈んだまま浮かび上がれないことにもなりかねないでしょう。