愛知立てこもり:容疑者送検 殺意は否認

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070520k0000e040045000c.html

SAT隊員殺害については、今後、再逮捕されることになるようですが、やや気になるのは、SAT隊員らが、防護楯で守られた状態にはあったようで、被疑者からは、そのような状況がある程度見えていた可能性があることです。
人に向けてけん銃を発砲するという行為は、それ自体、人の死を招く可能性がかなり高い行為であり、それだけで殺意が推認されると言っても過言ではありませんが、殺意は、具体的な状況の中で認定されるものであり、SAT隊員殺害についても、発砲時の具体的状況について、かなり慎重に捜査を進めておかないと、殺意について公判が紛糾する恐れはあるでしょう。