コロンビア:無名遺体の発掘 40年に及ぶ内戦の犠牲者

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遺体の大半は手足が切断されており、これは、政府との交渉の結果現在は一部武装解除が果たされた極右非合法民兵組織であるパラミリタリーによる虐待の被害者と見られる。パラミリタリーはナタやチェーンソーで被害者を生きたまま切断するのが常套手段であった。遺体には女性や子どもも含まれている。

1964年から2004年までの内戦の被害者はおよそ350万人にのぼり、その補償は220億ドル以上と概算された。

こういった人間の残虐性というものには慄然とさせられますが、世界の中で残虐な行為が行われている際に、それをやめさせるためにはどういった仕組みが必要か、ということも、真剣に検討する必要性を感じます。
人類の未来について、激越な争いの中で滅亡する、あるいは滅亡寸前に至る、といった描かれ方がされる場合が多いように思いますが、こういったニュースに接すると、悲観的にならざるを得ません。