ヤミ献金事件の村岡元官房長官、東京高裁が逆転有罪判決

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070510it08.htm?from=top

控訴審でも1審と同様、滝川証言の信用性が最大の争点となった。検察側は「派閥の違法な裏金作りの実態を積極的に証言しているほか、村岡被告の関与などの核心部分は一貫しており揺らいでいない。信用性は高い」と主張。一方、弁護側は「派閥幹部会で1億円の話題は出なかった」とし、「滝川証言は特定の幹部に責任が及ばないように行った虚偽の供述だ」と反論していた。

1審の無罪判決の際に、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060331#1143733133
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060330#1143701890

とコメントしましたが、証拠評価により結論が分かれる、かなり微妙かつ難しい事件であった、ということは言えるでしょう。
時間をやりくりして、1審判決と控訴審判決を読み比べてみたいと思っています。
「特捜神話」も、高裁裁判官に対しては、まだ神通力が残っているのかもしれませんが、それは、判決文を読んでもわからないでしょう。