「真の警察官」、安らかに=宮本警部の公葬営まれる−警視庁

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2007032000992

葬儀委員長の滝沢慶二板橋署長は事故を振り返り、「君に、改めて警察官としての生き方を教えられた。自らの身体を投げ出し、職務に殉じた行動こそ、真の警察官の姿そのものだ」と語り掛けた。

以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050323#1111510331

でも触れましたが、三浦綾子の「塩狩峠」を思い出しました。

http://www.yomiuri.co.jp/book/column/pickup/20050315bk02.htm
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/youyomi_05/tabi/t_051005.htm

こういった犠牲を積極的に肯定するわけではありませんが、「一粒の麦、地に落ちて死なずば、唯一つにて在らん、もし死なば、多くの果を結ぶべし」という言葉の持つ重い意味を、改めて噛み締めました。

塩狩峠 (新潮文庫)

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