http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070216-00000001-maip-bus_all
旧三和銀行(現三菱東京UFJ銀)は、84年ごろから淡路支店(現淡路支社)の歴代法人営業課長を経理担当として同会に常駐させ、印鑑や通帳を支店で管理したり、返済が滞っている債権があるのに追加融資するなど不正取引を続けていた。
旧三和、旧UFJの経営陣は一貫して問題を把握しながら「不測の事態が起こりかねない」として対策を先送りしていた。
「不測の事態」で思い出されるのは、平成6年に発生した、住友銀行(当時)名古屋支店長射殺事件ですね。いまだに犯人は未検挙のはずですが(公訴時効成立は平成21年ですから、そろそろ時効が迫ってきましたね>愛知県警)、闇勢力からの警告ではないか、とか、この事件で不良債権回収に大きな影響が出た、などと、いろいろ取り沙汰されたものです。この事件では、犯行に使用されたけん銃(鑑定により確認)を持ち自分が犯人であると言い張る男が現れるなど(結局、犯人とは認定されず)、特異な経緯をたどった事件でもありました。
私が名古屋地検刑事部にいた間に、隣の部屋の検事が、上記の男の取り調べを行っていて、壁が薄くて声が聞こえて来るので、困ったことが思い出されます(何が聞こえてきたかは言えませんが)。