判事の年俸増加求める、憲法の危機とも 米連邦最高裁長官

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200701020026.html

ボツネタ経由。

連邦地裁判事の年俸は現在、16万5200ドル(約1966万円)、控訴裁判所判事は17万5100ドル、最高裁判事は20万3000ドル、長官は21万2100ドルとなっている。
過去6年で連邦裁判所の判事38人が辞任、過去2年では17人が去ったという。長官は、「年俸の問題は現在、憲法の危機にも等しい」と強調している。

日本的な感覚で言うと、これだけもらって不満かな、と思いますが(そう思う日本の裁判官、検察官も少なくないでしょう)、上記の記事の中で、

長官はこの中で、連邦裁判の骨格の役目を担う連邦地裁判事678人の年俸は、一流大学の学長もしくはベテランの法学部教授と比べ、約半分の水準になっていると指摘。

とあり、連邦判事に就任するような人々が、本来、民間でもらえる報酬との間に、あまりにも格差がありすぎる、ということなのでしょう。
「一流大学の学長」「ベテランの法学部教授」の報酬が、日本と比べ、かなり高額ということも言えると思います(これも、うらやましい人が多い?)
弁護士の報酬だけでなく、お金の問題というものは、これが正解というものもなく、なかなか難しいものだと改めて思いました。