<フセイン元大統領>死刑執行日報道に国内混乱 イラク

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061229-00000045-mai-int

元大統領は収容先の刑務所での面会の際、「受刑の準備はいつでもできている。敵の手にかかるのならば殉教者として本望だ」と高揚した口調で語り、家族あての手紙を託したという。

昨日、他に見るものもないので、CNNを見ていたところ、Breaking Newsで、この話題が繰り返し流れていました。元大統領が反省している様子も皆無で、反省や改善更生の可能性を重視する日本の裁判所でこの事件が裁かれれば、最近の厳罰化の流れでは死刑になりそうだな、と思いながら見ていました。
東京裁判を例に挙げるまでもなく、「勝者による裁き」というものは、その正当性というものが必ず問題になる上、混乱、混迷のどん底にあるイラクにあっては、元大統領の死刑執行ということが、新たな混乱、混迷の原因となることは必定でしょう。

追記:

30日に死刑が執行されたということです。