東洋大教授、診療報酬不正受給指南の疑い 警視庁が捜査

http://www.asahi.com/national/update/1212/TKY200612120429.html

この教授は弁護士も兼業し、医薬業に関するコンサルティング会社(渋谷区)の実質経営者。警視庁はこの会社を通じて不正受給の方法を指南したとみており、会社や診療所などの関係先を医師法違反の疑いで家宅捜索し、捜査を本格化させている。

真相解明は、今後の捜査に待つしかありませんが、学者から弁護士へ転身して失敗する人、というのは、時々いますね。実務の世界には、実務特有の危険性、落とし穴、といったものがあり、ここは危ないな、これ以上深入りすると危険だな、といった場面に遭遇した場合の、適切な対応というものが問われることが少なくありません。上記の「教授」がそうだ、と言うつもりはありませんが、中途半端に実務の世界に迷い出てくると、そういった健全な感覚、対応力が身につかないまま、大きく失敗する、ということになりがちなのかもしれません。