自殺への予見可能性認めず JR西「日勤教育」訴訟

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200611240078.html

判決によると、男性は電車の発車を約1分遅らせたとして、01年9月3日から上司が監視する部屋でリポートを書くなどの日勤教育を3日間受け、同6日に自宅で自殺した。
判決は、一般的な日勤教育の妥当性について「ののしられるなどの問題点はあるが、安全確保の理念の徹底を図る方策としては相当な方法だ」と指摘。そのうえで「男性の自殺に日勤教育が関係したことは否定できないが、3日間の教育で自殺することを上司は予見できなかった」として損害賠償責任を否定した。

約1分程度の遅れでこれだけの仕打ちを受ける、ということは、尼崎事故の運転手のようにもっと遅れを出してしまっていれば、どれほど酷い仕打ちを受けるかわからない、という強烈なプレッシャーを受けたということが容易に推測できます。
こういった会社が運行する列車に乗らないという選択ができるのであれば、乗らないに越したことはないでしょう。
今後、この会社で働きたい、という人が身近にいれば、私は、強く、やめることを進めますね。