成年後見:司法書士の法外報酬 女性「安心していたのに」

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060914k0000m040170000c.html

預けた預金通帳は、解任するまでの1年半に、報酬だけで約500万円も減っていた。内訳はこんな具合だ。
「日当」では▽女性との面会1回が2万5000〜5万円▽印鑑店で664円のゴム印を購入した際が5000円▽区役所で住民票を取得した際は2万円−−など。手続き関係の報酬は▽マンション売却時に83万円▽福祉施設への入居契約で70万円−−などだ。

印鑑店で664円のゴム印買って、5000円請求するというのは、かなりの厚さの面の皮ですね。住民票とって2万円、というのも、随分、図々しいというのが率直な印象です。福祉施設の入居契約にあたり、この司法書士が何をしたかは知りませんが、何かしたとしても、70万円、というのは、ぼったくりすぎでしょう。
成年後見、と言うよりも、便利な貯金箱のような感覚で、たかって次々と金をむしり取っていた、というのが実態だと思います。
こういった不心得者を排除するための効果的な方策、というものを検討する必要がありますが、なかなか難しいです。