人事:最高裁

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/ji/news/20060909k0000e060003000c.html

東京高裁部総括判事(宇都宮地裁所長)大野市太郎

退職(東京高裁部総括判事)仙波厚

仙波さんの4部では、国選事件で、事実誤認の主張を一部認めてもらい、原判決を破棄してもらったことがあります。原審が確定的故意を認定したものについて、未必の故意の限度でしか認定できない、という内容でしたが、極めて緻密、丁寧な認定で、聞いていて非常に参考になったことを覚えています。
おそらく、その後任が大野部長、ということになると推測されますが、司法研修所の時の、私がいたクラスの刑事裁判教官で、平成8年から平成9年にかけて私が地検公判部にいた際には、大野裁判官の公判に立ち会っていたこともあり、しかも、現在、高裁4部に係属中の、やや難しい事件を検討中です。この世界は狭いということを実感します。
私の場合、検察庁を去った後は、人事というものに何の関係もなくなり、毎日が快適です。この快適さは、辞めてみないとわからないでしょう。>公務員の皆さん