「ラブストーリー」募集

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変わりない日常、繰り返される毎日。そんな退屈な日々を一気に変えてしまうものが、恋かもしれません。恋をしたときの高揚感、弾むような気持ちは世界を色鮮やかに映し出してくれます。どんなに多くの詩人が恋を詠んでいても、どんなに素敵な歌手が歌っていても、恋の感動は表現しきれないはず。なぜなら、恋をするたび誰もがこの恋はどんな恋よりも特別だと思ってしまうから。恋の形は他の誰とも全く一緒ではないのだから。そして人々がそう思う限り、これからも新しい恋の詩が綴られ、恋の歌が響くことでしょう。
しかし、それだけでは終わらないのがまた恋です。楽しかった分だけ、辛さや悲しみに押しつぶされそうになったり、笑顔より涙の量が勝ったり。それでも、恋は時間が経っても色褪せない、むしろ鈍色の光を湛えて味わい深い思い出に変わるものだと思うのです。きっと、誰もがそれぞれのラブストーリーの主人公です。あなただけの、とっておきのラブストーリーを文字で表現してみませんか。

私の場合、愛や恋が原因で、殺傷事件を起こしたり、人様のお金に手をつけたり、心中したり、といった、暗い、負の側面を散々見てきているので、愛とか恋と言うと、愛憎、泥沼、破局、もめ事、事件、面倒、起訴、断罪、有罪、服役、といった言葉が思い浮かんでしまいます。とても、上記のようなラブストーリーは書けそうにないですね。
東京FMの古賀アナが、日曜日の朝に、朗読の番組を担当していることが、このサイトで紹介されています。休日の朝、古賀アナのきれいな声を聞きながら、愛や恋に思いを巡らせる、というのも良いかもしれません。